第1巻 春一番
Table of Contents
Getting Started
目標
このセクションの終わりに、あなたは以下のことができるようになります:
- 日本語の様々な挨拶がしっかり扱える
- 挨拶に連動した体の動きが使える
- 得た情報の正確性を確認できる
- 教師やクラスメイトのことをお互い理解し、生産的な学習関係を築くことができる
- 推測、観察、見学、予測などの方法を用いたリスニング力を高められる
このセクションでは、あなたは以下のことを学習します:
- どのように人と挨拶を交わすか
- どのように日本語で時間・日付・曜日を言うか
- どのように教師に質問し、教師の指示に従うか
- 日本の地理と日本の学校の一年について
- どのように1から1000まで数えるか
- どのように片仮名を認識するか
目標
このセクションの終わりに、あなたは以下のことができるようになります:
- 日本語でいくつかの簡単な質疑応答をしっかり扱える
- 相互活動を通じ、教師とクラスメイトをより理解できる
- 視覚化する技術を高める
- 選択が出来る
- 学習能力を高めるためにマインッドマップを有効的に使えることができ、組み立てられる
- 役立つカテゴリー語彙のセットを発展できる
このセクションでは、あなたは以下のことを学習します:
- どのように簡単な質問をするか
- どのように肯定的に質問に答えるか
- どのように色、サイズ、性格を描写するか
- 自分自身の学習スタイルについて
- 日本の習字、学校の科目、行事について
- 平仮名の認識
Unit 1: Encounter
“Encounter”を、英語独特のニュアンスで理解してはいけない。実際、日本語で相応する言葉は「出会い」である。出会いは文字通り、「人前に出て、人に会う」という意味があり、難しい意味合いは含まれていない。 それどころか、多くの日本人にとってこの言葉は、期待、希望、そして郷愁さえも暗示させるものである。つまり、人が人生を振り返った時に、人生が変わるくらいのインパクトを与えた幾つかの出会い、というのを物語るのは可能であるということである。その多くが突発的で偶発的である出会いの本質は、出会うという出来事をよりいっそう貴重なものにしてくれる。結局、出会いというものは人生において最も魅力的な局面の一つかもしれない。
このユニットの二つのチャプターは出会いというコンセプトを中心に展開する。チャプター1では自分で出会いを直接経験し、一方チャプター2では、他人に出会いを提供する。最後に、あなたにとってこのKisetsuとの出会いが有益になるよう、そして素晴らしい思い出になるよう願う。
目標
このセクションの終わりに、あなたは以下のことができるようになります:
- 人と基本的な個人情報を交換出来る
- 初対面に伴う気分・感情を理解し、考察する。
- 言われたことを復唱することにより情報を確認し、その言った相手に完全にリピートさせる
- コミュニケーション力を高めるため推測を使える
- 日本語の年賀状を読め、書ける
- 生年月日が言えることができ、10000まで数えられる
このセクションでは、あなたは以下のことを学習します:
- どのように与えられた情報を根底、または否定するか
- どのように助詞「の」を用い、二つの名詞を繋げるか
- どのように助詞「は」を用い、トピックを作るか
- どのように異なる話し方を使うか
- どのように自分の電話番号、学年を言うか
- どのように「じゃ」を用い、会話を発展させるか
- どのように仮名を書くか
- 日本の学校のシステムについて、日本の新年と干支について
目標
このセクションの終わりに、あなたは以下のことができるようになります:
- 意思決定が含まれた現実的な状況に対処できる
- 学級会の司会を務め、意思決定にクラスを導ける
- 学級会に参加でき、クラスメイトと協力し意思決定を取り組める
- ためらう音を効果的に使える
- 様々な学校・個人の活動を計画する・話すことができる
- 物を比較する状況をしっかり対処できる
- 仮名で書かれた資料を用い、情報を得ることができ、伝達できる
このセクションでは、あなたは以下のことを学習します:
- 日本とアメリカの意思決定の方法について
- 学級会の司会を務めるための基本表現
- どのように質問に関する基本的な言葉を使うか
- どのように二つ、三つ、またはそれ以上を比較するか
- 何かを要求する様々な方法
- どのように日付、時間、曜日を表現するか
- どのように人数を数えるか
Unit 2: Awareness
このユニットのテーマは気づきである。ここで気づくということは、単純にあることについて知識を得るということや、一般的な意味で意識的になるという意味合いではない。気づきというのは、周囲に注意を払いながら、状況を観察し評価することによって、よりいっそうの進歩、実現、理解の課程とその意義を探求し、作り上げることである。そして、積極的にその行動を起こし、自ら関与することが必要である。また同時に、気づきとは様々な問題に対する答えを探すことでもある。
チャプター3は自分と他人に対しての気づきを掘り下げることに焦点が当てられている。つまり、自分に対して、そして他人に対して自分がどう思っているかということと、他人が自分に対してどう思っているかということが焦点である。チャプター4ではその焦点が日常にシフトする。つまり、自分の日常的な活動と他人の日常的な活動を比較するということである。このような文化的な気づきはこのチャプターの重要な要素である。
目標
このセクションの終わりに、あなたは以下のことができるようになります:
- 基本的な個人情報を交換できる
- 知り合いになった人と再度会った時の状況をしっかり対処できる
- 知り合いになった人と再会したときに伴う態度・感情を理解・観察できる
- 自己アイデンティティーの構築
- 聴解・読解をしながら自分が理解できるか確認できる
- (類似、起因/帰属)を使える
- 自己紹介のスピーチが準備できる
- 口頭インタビューに参加できる
このセクションでは、あなたは以下のことを学習します:
- どのように丁寧な接頭辞を用い、簡単な個人的質問をするか
- どのように疑問視を用い、簡単な個人的質問をするか
- 日本の家族用語・名前
- 個人の性格を描写するために使われる言葉
- どのように基本的な助詞を使うか
- 教室内での質問の仕方とその要求に対する返答の仕方
- どのように漢字15個を認識するか
- どのように縦書き、横書きされた短い文章を読むか
- どのように記憶力を伸ばすか
目標
このセクションの終わりに、あなたは以下のことができるようになります:
- 電話による基本的なコミュニケーションを取ることができる
- 時間、場所、行動の頻度を示せる
- 「じゃ」か「じゃあ」を用いた会話を伸ばすことができる
- 日常的な行動描写ができる
- 聞きながら、もしくは読みながら自分の理解度を確認することができる
- 日本語の簡単な文章構造が理解することができる
- アクティビティーの計画、委員会の会議の実施、演説者と発表者の手配、部屋と設備の予約、予算と提案書の作成、ポスターとフライヤーの作成をすることによって日本の文化週間を計画することができる
このセクションでは、あなたは以下のことを学習します:
- 日本語の基本動詞
- どのように否定的にイエス・ノー質問に答えるか
- 存在と発生を表現するために、どのように動詞の「あります」と「ます」を使うか
- 時間に関する表現
- 漢字約15字
- 日本の文化週間を計画するに伴い、どのように衝突や問題を解決するか